【米沢くりなさんレシピ】柚餅

柚子の季節がやってきました。
日本ならではの柑橘類です。
黄色い実が 濃い緑色の葉っぱに映えて 木になっているさまは かわいらしいです。

果実だけ テーブルに置いておいても 黄色い色が鮮やかで 絵になります。 
皮に包丁を入れると 思わず「んん~ん!」と声が出てしまうような芳香を 漂わせてくれます。 

以前だったら 海外では 日本食の通の中の通の人しかしらない貴重品でした。

ところが 今は 海外でも比較的 容易に手に入るようです。 外国から私の料理教室に参加してくださる方は ほとんどの方が“Yuzu”が大好きです。
この町は 柚子の発祥地で 柚子の木が至る所にあるんですよと伝えると 大喜びします。 
そして柚子の料理法を 聞いていきます。 
今年は パンデミックの影響で 一人もいらっしゃいませんが 柚子は 豊作です。
今年も 何かいいもの作りだせないかなと いろいろと試作しています。

今日は そんな中から ”桜餅“を 真似て作った ”柚子餅“を ご紹介します。
柚子汁の酸味と柚子皮の芳香に充ちた薄皮と 今が旬の紫芋の組み合わせが 美しくて 美味しくて
たまりません!

材料 (8個分)

紫あんこ

紫芋1~2本 *蒸して正味160gくらい

てんさい糖 0g~20g *紫芋の甘さによってお好みで加えます。

塩 少々

白玉粉 5g
水 10g + 80g
甘酒20g(ない場合は ビートグラニュー糖小さじ1で代用可)
柚子汁10g
柚子の皮のすりおろし お好みの量
薄力粉50g

仕上げと飾り

菜種油 少々
柚子の皮のすりおろし 1~2個分

必要な道具

蒸し器 
フォーク あるいは 裏ごし器
粉ふるい器 (粉は少量なので 茶こしでもいい。)
フライパン あるいは ホットプレート 
木べら ボール ゴムベラ 

作り方

1、紫芋は 皮をむいてから 蒸し器で 蒸す

2、熱いうちに てんさい糖、塩と一緒に つぶす。 繊維が気にならない場合は フォークでつぶす。 舌触りをよくしたい場合は 裏ごし器で 裏ごす。

3、8等分して 丸めておく。


4、白玉粉を10gの水で 溶く。 ツブツブガなくなったら残りの80gの水、甘酒、柚子汁を加えて 混ぜ合わせる。

5、薄力粉をふるい器か茶こしで ふるう。 そして“4”に加えて よく混ぜ合わせる。

生地は かなりゆるめです。

6、フライパンを火にかけ 生地がくっつかないようにするために 菜種油を 刷毛やティッシュなどで表面に 塗る。

  *ノンスティックのフライパンの場合は必要ありません。

7、フライパンが温まった後は 火を 極弱火にする。

  * かなり弱めでないと 茶色い皮になってしまいます。 ホットプレートだと100℃くらい。

8、お玉で 生地をすくいあげ フライパンに 丸い形に流す。

9、表面に 穴がプツプツと開いてきたら 木べらなどで ひっくり返す。

10、10秒ほどで 皿に取りだす。

11、8枚とも 同様にして 焼く。

12、丸めておいた紫芋を 焼けた皮の下半分におき 上半分で 覆う。

13、柚子の皮をおろしたものを 飾る。

他に作った柚子スウィーツの写真も見てくださいね。


柚子汁をたっぷり入れた 柚子ケーキ。 11月のレッスンメニューに入れました。

柚子ゼリー(寒天)。 さっぱりトロリンは 鍋物の後に 最適です。

Happy Cooking!

 

プロフィール

米沢 玖来乃くりな
自称 Macrobiovegan  マクロビオビーガン
職業:マクロビオティック、ビーガン料理 インストラクター
趣味:料理、シャーシャ(飼い犬)との散歩 

Kurina’s Cooking Class

場所:埼玉県入間郡毛呂山町

開催しているクラス: 
マクロビオティックの基本を学べる 初級マクロビオティック
ゆるいマクロビオティック料理を学べる ワンデークラス (ビーガン料理に 似ています。)
ビーガン風のお菓子を 英語を使いながら学ぶ 英語でお菓子作り
 4~6人の少人数制で、のんびりとゆったりしたレッスンです。
「Kurina’s Cooking Class」 オリジナルホームページ: http://homepage2.nifty.com/ryokojp/
「おいしいマクロビオティック」 ブログ : http://kurinascooking.blog.so-net.ne.jp/
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