きのこおこわ

“食欲の秋”とはよくいったもので 私は 毎年この時期になると お腹がすいてたまりません。
皆さんは そんなこと ないですか? 
お米、栗、里芋、さつま芋、蓮根、銀杏、胡桃、、、、。
どれも おいしくて ついつい たくさん食べてしまいます。
でんぷん質の多い食べ物が多いですが それらはすべて 寒い冬に備えるための自然の恵です。 
それこそ 感謝して いただきたいものです。
もうじきやって来る11月23日の勤労感謝の日は 元々は そのために設けられた祝日です。 
詳細は 1年前のレシピに 書いてありますので 興味のある方は リンクをクリックして 読んでみ
て下さいね。
https://www.hachidory.com/food/00/id=999

去年の11月は 新米を味わうレシピを紹介したくて 超簡単な “おにぎり”のレシピにしました。 今年は ちょっと手間のかかる “おこわ”です。
“おこわ”も 今は 炊飯器で作るのが一般的になり その方法で作れば 簡単です。
でも やっぱり “おこわ”は お米を蒸し上げてこその“おこわ”です。
炊飯器で炊いたのとは 食感と食べ応えが 違います。  普段は 炊飯器で作っている方も 是非 一度 蒸し器で蒸して 本物のおいしさを味わってみて下さい!

おいしいお米料理に 季節の野菜にナッツ類、それに お豆腐やお味噌や納豆を加えたら 体は それで 充分 満足するはずです。

今回は シメジ、マイダケ、エノキダケを 使いました。

材料(4人分)

もち米     2合
お好みのきのこ 200g
お好みで 銀杏 (なくてもいい)

合わせ調味料:混ぜあわせておく。
 昆布だし 大さじ2
 しょうゆ 小さじ2 (あれば淡口しょうゆ)
 酒    小さじ2
 みりん  小さじ2
 塩    小さじ1
 

必要な道具

蒸し器 蒸し布 (大きめの目の粗い綿布)

所要時間:1時間(もち米を水につける時間を抜く)

作り方

  1. もち米は 洗ってから8時間ほど 水につけておく。
  2. きのこは 食べやすい大きさに裂いて 合わせ調味料に 30分ほど つけておく。
  3. 蒸し器の下の鍋の部分に 水を入れて 沸騰させる。
  4. 蒸し布は 水で濡らしてしぼってから 蒸し器の上の部分に 広げる。
  5. 水につけておいたもち米の水を切って 蒸し布に広げる。  蒸気が通りやすいように ところどころ 指で穴をあける。
    銀杏を入れる場合は ごはんの中央に置く。
     

  6. 蒸し布の四隅の広がった部分は ごはんに覆いかぶせる。
  7. 沸騰している鍋に もち米を広げた上部の鍋を置く。 強火で20分 蒸す。
  8. 20分後 もち米をふきんごと 持ち上げ ボールにあける。 (蒸し器の蒸気は熱いので やけどに気をつけること。) そして 合わせ調味料ごときのこを加え 手早く混ぜる。
    蒸したての銀杏は きれいな翡翠色をしています。

     

  9. 再び 蒸し布を鍋に広げて そこに きのこと混ぜたもち米をおき さらに20分蒸す。
  10. できあがったら 器に盛り付ける。
    秋の素材で作ったお料理と組み合わせてみました。

ノート

同様にして 栗おこわもできます。 栗おこわの場合は 栗の皮をむいて 最初からもち米と一緒に蒸します。 20分後 合わせ調味料と混ぜ合わせて 再び20分 蒸します。

レシピ参照:https://kurinascooking.blog.ss-blog.jp/2013-09-15
 

銀杏を使う場合の 下処理に関して

https://kurinascooking.blog.ss-blog.jp/2016-09-28

このページの 最後の方に書いてあります。

 

こちらは 銀杏ではなくて 人参を紅葉の型でぬき 食用菊を 散らしたバージョンです。

Happy Cooking!

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プロフィール

米沢 玖来乃
くりな
自称 Macrobiovegan  マクロビオビーガン
職業:マクロビオティック、ビーガン料理 インストラクター
趣味:料理、シャーシャ(飼い犬)との散歩

~Kurina’s Cooking Class~
場所:埼玉県入間郡毛呂山町

開催しているクラス: 
マクロビオティックの基本を学べる 初級マクロビオティック
ゆるいマクロビオティック料理を学べる ワンデークラス (ビーガン料理に 似ています。)
ビーガン風のお菓子を 英語を使いながら学ぶ 英語でお菓子作り
 4~6人の少人数制で、のんびりとゆったりしたレッスンです。
「Kurina’s Cooking Class」 オリジナルホームページ: http://kurinascooking.la.coocan.jp/
「おいしいマクロビオティック」 ブログ : http://kurinascooking.blog.so-net.ne.jp/
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