ぼた餅 / おはぎ

Kurina’s Cooking Classのくりなさんよりレシピをいただきました。

春分の日にぴったりの、ぼた餅のレシピです!


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あ~ やっと寒い冬が終わりました!


やっぱり 春が 一番です。
 
地面には 初々しい春の野草花が顔を出し 草木は 新芽を付けて 何もかもが 新鮮に見えます。

外を歩いていると 知らず知らずのうちに ウキウキとして 華やいだ気持ちになります!

と 皆さんも感じているといいのですが 花粉症の人にとっては それどころではないそうですね。 
花粉症で悩んでいる方は もうすでにいろいろなことをしてみたと思うのですが 動物性たんぱく質をやめてみたことはありますか?
私自身は 花粉症になったことがないので 実体験としてのアドバイスはできませんが アレルギーも花粉症も 過度なたんぱく質が それらを引き起こす大きな原因になっているとの 研究結果もあります。

冬に たまってしまった毒素を排出するための食事としては 

一に 動物性たんぱく質を 極力 避ける。 
二に 下処理をした春の野草や野菜を 充分 摂り入れる。 
三に 植物性たんぱく質も 控えめにする。

「へ~、そんなもんかなあ、、、。」と思ったら ちょっと やってみてください。

でも なによりも 春を楽しむゆとりを自分の中に持つこと それも食事と同じくらい大切かもしれません。


春と言えば 春分です。
春分と言えば お彼岸です。
お彼岸と言えば おはぎです。

本来は 春のお彼岸に食べるのは “おはぎ”とは呼ばなくて “ぼた餅”と 呼ぶのだそうです。
そして 秋のお彼岸に食べるのは “おはぎ”と呼ぶのだそうです。
春は 牡丹の花が咲いて 秋は 萩の花が咲くからです。

そして 秋は 小豆(あずき)を収穫して間もないので 皮付きのまま 粒あんにして使い、
春は 小豆の皮が固くなってきているので 皮を使わないこしあんにして使うのだそうです。

ということで 今日は ぼた餅のレシピを 紹介します。

こしあんでくるむ最も一般的なぼた餅に加え きなこと黒胡麻をまぶしたぼた餅も用意すれば すてきな 和のスウィーツが できあがります。

最後にポイントとアドバイスが書いてありますので 最後の方まで 読んでくださいね。


材料 (小さいの15個分くらい)

もち米 1カップ
水 180㏄~220㏄
こしあん 300g

混ぜ合わせておく
・黒すり胡麻 大さじ3
・てんさい糖 小さじ2
・塩少々

混ぜ合わせておく
・きなこ 大さじ3
・てんさい糖 大さじ2
・塩 少々

作り方

1. もち米は 洗ってから2時間~1晩、水につける。

2. 炊飯器で炊く場合は、その目盛りに従って ご飯を炊くようにして炊く。 鍋で炊く場合は 2割増しの水を加えて 炊く。

3. 炊いている間に こしあん、きなこ、黒すり胡麻の準備をしておく。 こしあんは 15等分してボール状にする。(ひとつ20g) きなこと黒すり胡麻は それぞれ てんさい糖と塩を加えて よく混ぜ合わせておく。


 

4. もち米を炊いて 15分ほど蒸らしたら 熱いうちに すりこ木で もち米をつぶす。 半分くらい つぶせばよい。

 

5. 手に水を付けて 15等分に分割して 小さな丸い形に整えていく。(ひとつ20gくらい。)

6. ボール状にしておいたこしあんのうち10個を 分割したもち米10個でくるみ ボール状にする。

(残りの5個は このあとで 逆に こしあんでもち米をくるみます。)

 

7. 5個づつ それぞれ 準備しておいたきなこ 黒すり胡麻が入ったボールに入れて まぶしつける。時間がたつと もち米の水分が粉を吸収してしまうので 30分くらいしたら もう一度 まぶしつけ それを全部で3回くらいする。 そうすると しっかりと 表面に粉が残り それぞれ きれいな黄色、黒色のおはぎになる。

 

8. 残りの5個は もち米を こしあんでくるむ。 こしあんは ねっとりして手にくっつくので サランラップを使うと 作りやすいです。



 

9. サランラップから取り出し 皿に取り出す。


ポイント

・もち米は 夏は2時間くらい 冬は1晩くらい水につけると 水をしっかり 吸収できます。

・こしあんは 製品によって質や甘さが異なります。甘いときは 少なめに使用します。 

あんこの作り方はこちらのブログからご覧ください。 
http://kurinascooking.blog.so-net.ne.jp/2014-05-15 

・レシピには 黒すり胡麻と書きましたが すってあるのを購入するよりも 粒の黒胡麻を購入して すりこ木なで自分で摺ると 胡麻のいい香りが漂い よりおいしい黒胡麻ぼた餅になります。

・てんさい糖の量は お好みで 調整してください。

・こしあんのおはぎに きなこをトッピングすると 見た目が華やかになります。

 

プロフィール

米沢 玖来乃くりな
自称 Macrobiovegan  マクロビオビーガン
職業:マクロビオティック、ビーガン料理 インストラクター
趣味:料理、シャーシャ(飼い犬)との散歩 

Kurina’s Cooking Class

場所:埼玉県入間郡毛呂山町
開催しているクラス: 

  • マクロビオティックの基本を学べる 初級マクロビオティック
  • ゆるいマクロビオティック料理を学べる ワンデークラス (ビーガン料理に 似ています。)
  • ビーガン風のお菓子を 英語を使いながら学ぶ 英語でお菓子作り

 4~6人の少人数制で、のんびりとゆったりしたレッスンです。
「Kurina’s Cooking Class」 オリジナルホームページ: http://homepage2.nifty.com/ryokojp/
「おいしいマクロビオティック」 ブログ : http://kurinascooking.blog.so-net.ne.jp/
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